多重債務とは?
多重債務とは、複数の貸金業者から借金を重ね、支払いが難しくなった状態のことを言い、こうした借金を抱えた人を多重債務者と言います。
金融庁では、多重債務者を「5社以上から借金している人」と定義しています。 しかし、消費者金融などから1社でも借り入れている人は1000万人以上もおり、この中には多くの「多重債務者予備軍」がいるのです。
多重債務の恐ろしさとは?
例えば、5社の消費者金融から1社80万円ずつ、計400万円を借りているとします。
利率が法定利率の年18パーセントとして単純計算すると、年72万円、月6万円の利息が発生することになります。
つまり、月6万円を支払ったとしても、借金の総額は減りません。
一般の家計には、この利息分だけでも大きな負担に違いありません。
まして、長引く不況で多くの人が収入に不安を抱える世の中です。
会社の業績悪化や病気など、ちょっとしたきっかけで返済不能に陥る可能性のある人は、かなりの数に上ることでしょう。
このページをご覧のあなたも、借金の総額、利率、返済額を見直してみてはいかがでしょうか。
どうして多重債務者になるの?
金融庁のまとめた資料によると、ある貸金業者について調査したところ、ある時期に借り入れをした人のうち、7年後までに完済した人は約4割に過ぎず、1人当たりの借入残高は当初の3.6倍に増えていました。
当初は「返せる」と思って借りたお金も、その返済のために新たな借り入れをし、借金が雪ダルマ式に膨れ上がる……。
上の調査結果からは、多重債務にいたる、そんな道筋が浮かび上ります。
もちろん、自身の返済能力を超えた借金を重ねてしまった借り手の無計画さも、原因の一つでしょう。
多重債務を抱えてしまったら
多重債務を自力で解決することは容易ではありません。
だからといって問題を放置すれば、ヤミ金に手を出す、夜逃げする、ホームレスになる、自殺してしまうなど悲惨な状況になる可能性もあります。
こうした悪循環にはまってしまう前に、「支払いができない」と感じたらすぐに、借金の整理に踏み切るべきです。
早く手を打てばそれだけ、問題がスムーズに解決できるでしょう。
大切な家族のため、これからの自分の人生のために、まずは解決に向けた一歩を踏み出してみませんか?